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【ふるよにデッキ辞書2-8】薙鎚(サイネ/ハガネ)

この記事は「ふるよにデッキ辞書」の2-8「薙鎚(サイネ/ハガネ)」のページです。

この記事はシーズン8-2の情報をもとに書いています。

 

 

ハガネのミコト曰く
「薙鎚めちゃ難しいんだよなぁ」

薙鎚の個人的印象/ひとことエピソード

ハガネの「遠心」は、ふるよに全体で見てもうまく扱うのが非常に難しいギミックの1つだと思います。

横のメガミの性能としていくつかのことを要求しますが、その1つが後退力だと考えます。

その点、サイネは強力で確実な後退手段を持つ点で、相性が良いとされます。

ハガネの練習としても適したペアだと言えるでしょう。

ちなみに筆者は電子版でハガネを使うときは、鎚騎か薙鎚を使うことがほとんどでした。

 

 

薙鎚の長所/できること

ハガネの「遠心」のために必要な後退手段を複数持つサイネを添えるため、相性が良い

「響鳴共振」「見切り」といった優秀かつ確実な後退札をサイネが持ちます。

「遠心」をアシストできるため、ハガネから見てサイネは相性が良いと言えます。

 

近接間合・中距離間合の双方で強力な立ち回りができる

近距離に入ればハガネのカードが機能しやすく、中距離ならもちろんサイネの攻撃札が強く働くので、どちらの間合でも強く出ることができます。

 

「遠心撃」に繋げられる強力な切札「響鳴共振」の存在

薙鎚の強力なコンボとして「響鳴共振→遠心撃」が挙げられます。

後退には通常、ダストやオーラを要しますが、こちらにオーラや手札のリソースがなくても、突然相手のオーラを2つ剥がしながら2後退し、綺麗に「遠心撃」を打てるのは大きいです。

薙鎚の代名詞「響共遠心撃」

ハガネに安定してライフを取れる札が加わる

自力でライフを取るのが難しいハガネですが、「薙斬り」の3/1や「八方振り」「石突」の2/1は、ハガネにとって安定してライフを取れる貴重な打点です。

得点プランに確実に計算できる攻撃札を持つことも大きいといえます。

 

後退後にオーラが薄くなっても強く出れる

後退に自分のオーラを使った後で八相に入る場面もあります。

中距離に入りつつ、強く立ち回れるのも薙鎚の強みの一つです。

 

 

薙鎚の短所/注意点

「衝音晶」では遠心を達成できない

「衝音晶」は0-10 1/-の”攻撃”を飛ばすため、遠心の条件の1つである「あなたが現在のターンに《攻撃》を行っていない。」を壊してしまいます。

良い軽減札ですが、薙鎚のペアでは入れづらいカードです。

使えそうで使えない衝音晶ちゃん
今回は御役御免濃厚な模様

 

薙鎚の構築例①サイネ寄せ薙鎚

???「有無を言わさない2/-と3/-だよ!とりゃっ!!」

八方振り、薙斬り、石突、無音壁

遠心撃、砂風塵、鐘鳴らし

律動弧戟、響鳴共振、音無砕氷

 

リーサルをサイネに寄せたデッキです。

1巡目は「砂風塵」→「薙斬り」(→「八方振り」)で1点を取ります。

相手がサイネの攻撃を嫌って間合2-3に入るならば、石突や2後退遠心撃を。

そのまま間合4-5にいてくれるならばサイネの攻撃を振っていきます。

 

リーサルを伺う終盤は、「八方振り」「砂風塵」「鐘鳴らし」の3枚が手札に揃うように調整。

相手オーラが4か5であることを想定し、要求フレアは9〜10とします。

①響鳴共振→鐘鳴らし(+2/+1を選択)

砂風塵 0-6 3/- 元々のオーラが5でも全て剥がれています

③律動弧戟でライフに計4点

④適宜宿して八相入り、八相八方振りで2点

この流れで対応を考慮に入れなければ6点のリーサルを見込めます。

2/-と3/-で
突如オーラ5点を持っていきます

なお、「遠心撃」は有効に打てる機会があれば打つ、くらいに考えています。

なくても打点が足りそう、過剰であると感じる場合は、その枠を「見切り」or「超反動」にして、後退力をアップさせるのもOKです。

 

 

薙鎚の構築例②ハガネ寄せ薙鎚

通常札、構築例①とほとんど変わってないって?
強いんだから仕方ない

八方振り、薙斬り、石突、無音壁

遠心撃、鐘鳴らし、通常札自由枠

響鳴共振、大重力アトラクト、大山脈リスペクト

 

通常札はほぼ構築例①と同じですが、こちらはリーサルをハガネの切札「大山脈リスペクト」で決めます。

・「響鳴共振+鐘鳴らし+遠心撃」

・「大山脈リスペクト+鐘鳴らし+遠心撃」

のいずれかをリーサルで狙いますが、下のプランを説明します。

 

コストとしてフレア7〜8が必要なため、前半はフレアを貯める立ち回りになります。

序盤中盤はサイネの攻撃でぺちぺちやります。前に出れて振れそうなら「遠心撃」を1発振ってオーラを剥がし、テンポを取るのもいいでしょう。

 

リーサル準備としては、相手オーラ5ならフレア8、手札に「遠心撃」「鐘鳴らし」。「遠心撃」は捨て札に出ていてもOKです。

間合3以近からスタート、「響鳴共振」で2後退から「鐘鳴らし」、+2/+1バフ。

「大山脈リスペクト」で「鐘鳴らし」使用、バフでも対応不可でも、状況に合うお好きな方を。

これで「遠心撃」が5/4対応不可ないし5/5(9/5なため軽減はほぼ意味を成さない)になります。リーサル打点としては充分でしょう。

 

通常札自由枠には「砂風塵」「円舞錬」あたりが考えられます。

サイネの攻撃を通しつつ
ハンデスで妨害するなら砂風塵
相手の大型切札を遅らせつつ
自分の守りを固めるなら円舞錬

スペシャルサンクス/参考文献リンク

記事の執筆にあたり、サイネ寄せの構築を センダさんから、ハガネ寄せの構築をずきずきさんからアドバイスいただきました。

ありがとうございます。

参考文献リンクには、過去のシーズンに準拠したページも含まれます。情報はご自身で取捨選択してください。

参考文献リンクは執筆者名の五十音順で並べています。


【サイネ/ハガネ】ビート&コンボ(公式攻略ページ)

 

「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html