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【ふるよにデッキ辞書2-22】薙衣(サイネ/レンリ)

この記事は「ふるよにデッキ辞書」の2-22「薙衣(サイネ/レンリ)」のページです。

この記事はシーズン9の情報をもとに書いています。

 

 

攻防で堅実さを見せる二柱

薙衣の個人的印象/ひとことエピソード

近中距離で良質な攻撃を振れる2柱。
連撃ビートダウンが好きなikari的には握っていてとても楽しくて好きです。
オリジンの範囲で三拾一捨で横を考える場合は、忍や爪などはいかがでしょうか。

下書きはS8-2中にできてたんだけど、訳あって公開が遅れました

 

薙衣の長所/できること

強力な連撃性能がある

八相「八方振り」や「律動弧戟」に代表されるように、サイネは連続攻撃が得意です。
そこにレンリの偽証攻撃(特に中距離で振れる「都度討ち」や「玄塗り」)が加わります。
1/1や2/1打点を多く振ることで、オーラ・ライフの両方を削る連撃の立ち回りは強力です。

2/1で相手の受け方悩ませるの楽しいよね

 

前進力も後退力もあり、眼前構築で柔軟な選択肢を持てる

前に出る際はレンリのカードが、後ろに下がる際はサイネのカードが機能します。
前進力も後退力も強力なため、相手に合わせた移動札を選択・採用することができます。

 

豊富に対応を構えることができ、かなり硬い

「衝音晶」「音無砕氷」「玄塗り」による軽減、八相「見切り」の両ステップ対応や「魚吊り」の前ステップ対応、「ラナラロミレリラ」での相手手札潰しのように、相手に合わせて多種多様な対応を構えることができ、相当に硬いデッキを組めます。

 

薙衣の各種対応札
こうして並べるといろいろあるわね

 

多くの相手の間合で戦える

近距離・近中距離・中距離のいずれでも触れる攻撃や対応を持つため、相手に応じたカードの採用ができます。幅広い相手の間合で力を発揮できるのは良い点です。

 

薙衣の短所/注意点

多くの対面で火力負けしやすい

3/2以上の攻撃が「御剱桐子の巫女神楽」のみで、基本的に2/1や3/1攻撃ばかりなので、一気に点を取る力には欠けます。
カードパワーが高い相手との対面では、防御的なデッキを組まざるをえない場合があります。

巫女神楽が最高打点なので
うまく使いたい

 

 

相方のフォローができる移動札がない

「長所/できること」の2つ目の裏返しですが、相方の間合へ持ち込むためのサポート札がお互いから見て無いのは、欠点といえるかもしれません。

 

手札を偽証や基本動作に回す場面が出てくることが多い

サイネとレンリとで適正距離が微妙にずれている都合上、引いた攻撃札の適正距離とその時の間合が合わないことが多く、それゆえに手札を偽証や基本動作として使うシチュエーションが出ることがあります。

 

薙衣の構築例①スタンダード薙衣

the キリカ式©

八方振り、薙斬り、石突、衝音晶
嘘突き、都度討ち、玄塗り
律動弧戟、音無砕氷、夜山恋離のなれの果て

 

初動は偽証「魚吊り」に反証してもらい、「八方振り」「薙斬り」を振って「都度討ち」を3/1で打ってライフリードを取ります。
(「都度討ち」が3/1にできていない場合は「魚吊り」でフレアが増えているのでOK)
その後は近距離で「石突」「嘘突き」を上手く重ねて相手のオーラ・ライフを削り、テンポを維持します。
リーサルは「刻まれし衣(御剱桐子の巫女神楽)」+「律動弧戟」+その他赤札で連撃して勝利を目指す、という構築です。

仮想敵は「サイネ相手に前進してくれる」且つ「間合1に入るメリットが無い」相手になります。(具体的には刀扇など)

 

対応で「衝音晶」を使用したターンは、ダストから納めているため「玄塗り」の軽減も機能するため、道中の防御力も比較的高めで、「音無砕氷」もあるためリーサルを回避しやすいのが特徴です。
中盤に手札で余りやすい「八方振り」「薙斬り」は基本動作に回します。
「律動弧戟」で6、「夜山恋離のなれの果て」で1、「刻まれし衣」で3、合計10フレア必要なので、意識的に宿し纏いを行うようにしましょう。

<入れ替え案>
攻撃札での主張をぶつけたいので、攻撃札は入れ替えづらいです。
3/1攻撃が多めの相手など、衝音晶で対応しづらい攻撃しかない相手であれば、魚吊りを入れて、主に間合3-4で攻撃を回避したり、無音壁での緊急防御+次巡のデッキ圧縮が検討範囲になります。

 

薙衣の構築例②中距離ビート&コントロール

中距離相手に持ち込む場合は
対応をうまく使うのがポイントなのだわ

八方振り、薙斬り、石突、圏域、衝音晶、無音壁
都度討ち
律動弧戟、音無砕氷、オリレテラレル

 

中距離で2/1や3/1を沢山振る構築です。
「八方振り」「薙斬り」に偽証を含めた「都度討ち」が加わるので、シンプルにライフに入る打点が増えます。

仮想敵は「相手も中距離二柱の場合」です。

リーサルで「オリレテラレル」から「嘘突き」や「玄塗り」を使用できるのがポイントになります。

相手がこちらの間合から逃げるために前進してきても、対処できる切札を入れておくことは重要です。

 

薙衣の構築例③クリンチ偽証クロック

「魚吊り」しすぎてダストが無くなったら
「衝音晶」で相手のをいただきましょう

薙斬り、石突、衝音晶
嘘突き、都度討ち、玄塗り、魚吊り
音無砕氷、ルルララリ、夜山恋離のなれの果て

 

攻撃間合が中距離で固まっている相手に対し、前寄せで戦いたい場合に考えられる構築です。サイネやシンラ相手に使うと効果的かもしれません。

間合2以遠の相手に対し、自らクリンチを仕掛ける立ち回りをします。

なお、「薙斬り」は道中に1回振ったら、後半は偽証「嘘突き」として使えます。

 

 

スペシャルサンクス/参考関連文献リンク

記事の執筆にあたり、キリカさんからアドバイスをいただきました。

ありがとうございます。

 

参考関連文献リンクには、過去のシーズンに準拠したページも含まれます。

情報はご自身で取捨選択してください。

参考関連文献リンクは執筆者名の五十音順で並べています。

 

今更薙衣紹介(あびすさん S8-2)

 

「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html