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オンライン完全祭2023秋ノ陣 参戦レポ(後編:当日の対戦)

ミコトの皆さん、ごきげんようシーズン9に気持ちを切り替えたikariです。

 

この記事は、オンライン完全戦2023秋ノ陣 参戦レポの後編です。

前編は下記リンクからどうぞ。

 

ikari2642.hatenablog.com

 

前編では、

「新遺Xは解散した」

「強力な纏いを無視できるのは-/1ではないか」

笛なんじゃね??

という流れで、銃笛騎を握ることに決めたことを書きました。

 

握りを決めたのは前夜寝る前で、大会前の午前中は†おしごと†だったため、

一人回しをしたり、構築を考える時間を取れたのはメガミ提出後の30分だけでした。

これは次回以降の反省です、数日前には結論を出して回しまくるべき。

 

そんなこんなで、トーナメント表が貼り出されます。

 

画像

 

ikari「ウワアアアアアアアア初戦はジェイドさんだァァァァァ⤴⤴」

 

三国杯予選を5-0で突破した強豪です。

また、ふるよに対戦動画も多数作成されている、有名プレイヤーです。

いつも観ています、ファンです。

 

そんなジェイドさんとのマッチですが、大会に出る以上は勝つつもりで臨みます。

いざ、三拾一捨。

 

三拾一捨 笛騎(銃)― 傘嵐(鋸)

 

元々シスイをBANできる組み合わせならば、対面することになるのが傘遺だろうが傘絡だろうが、そうするつもりでいました。

そのためBANは迷わなかったです。傘嵐とやり合うことに決めました。

三拾一捨の時間は丸々、相手側のBAN予想と相手の構築予想に充てることができました。

 

少なくとも強力な動きがある銃笛は返されないと考え、対面慣れしているであろう銃騎か、打点が細そうな見た目をしている(実際そう)笛騎が帰ってくると予想。

サリヤが返される場合にできる強い動きを考えました。

 

相手の構築は、トコヨA1にしろサリヤにしろ「ゆらりび」が通らないので、「はらりゆき」ベースのこんな感じのデッキになると予想。

 

<対面の予想デッキ>

しこみばり/ふくみばり、ふりはらい/たぐりよせ、かさまわし、ひきあし/もぐりこみ

暴風、流転爪、大嵐

はらりゆき、雷螺風神爪、くるりみor陣風祭天儀

 

ここらへんまで考えたところで、3分経過、メガミ公開。

ジェイドさんは最後まで悩んでいましたが、笛騎が返ってきました。

笛騎VS傘嵐のマッチです。

 

対戦よろしくお願いします

 

眼前構築

笛騎の主張は、騎動から間合5で振る「奏流し」に繋げることです。

後退力をふんだんに搭載したデッキを組みます。

 

奏頼りデッキ

奏流し、雅打ち、跳ね兎、詩舞、晴舞台

Burning Steam、Waving Edge

久遠ノ花、無窮ノ風、Thallya's Masterpiece

 

「奏流し」はこのデッキの主張。何度もデッキトップに送って振ることを想定します。

「雅打ち」の打ち消し対象は「暴風」「もぐりこみ」辺りになるか。

「跳ね兎」「詩舞」は後退札として。

「晴舞台」は境地をキープしつつ、上手く通るなら貫通打点に。

「Burning Steam」「Waving Edge」は「Thallya's Masterpiece」とセットで攻撃しつつの2後退になります。

「久遠ノ花」か「Omega-Burst」で少し悩みますが、一人回しをしていてもう1点の押し込みが欲しいと感じたので、前者を採用。

「無窮ノ風」はどちらかというとダスト供給のために採用。「かさまわし」を落とせたらうまあじ

「Thallya's Masterpiece」は早い段階で使用済にすることで、奏流しの攻撃後効果の片方の条件を満たすことができます。

 

「かなり後退力過剰だな?」とも思いながら、他に打点として計上できるカードもないため、このデッキで行くことにします。

 

桜花決闘

こちらが先手を貰いました。

バニウェビ詩舞を引いたので、マリガンではバニと詩舞を仕込みます。

最初の手札は雅打ち・跳ね兎・ウェビ。

 

<1T目>

ikariの初手は当面使わない跳ね兎を伏せて宿し、エンド。

 

ジェイドさんは初手全力「大嵐」から。風1,雷2を上げてエンドです。

 

<2T目>

集中得て2ドロー。奏流しと晴舞台を引きます。

手札には雅、ウェビ、奏流し、晴舞台。

ウェビと雅打ちを伏せて、前進宿しでエンド。

 

ジェイドさんは2伏せ2前進でエンドです。間合は7。

 

<3T目>

集中得て2ドロー。仕込んだバニと詩舞を引きます。

1フレア「無窮ノ風」から。1/1対応不可はオーラに入り、手札公開。

相手の「しこみばり/ふくみばり」「暴風」が見えます。ふむ、予想通り。

詩舞を伏せて、前進。集中前進。

対応不可「奏流し」を振りますが、ここがダメでした。

2巡目の頭からループできるように、抱えておくべきだった。

もちろん-/1はライフに通って、「晴舞台」展開まで。集中2になり無窮再起。

 

ジェイドさんは「しこみばり」から振ります。3/1はライフ受け。

集中前進、間合4。2フレア「はらりゆき」3/1も入ります。

止める術はないのでライフ受け、集中を得る。強い。

さらに集中前進、間合3。「暴風」まで。

2/1はオーラ受け、攻撃後効果の「嵐の力」は風1を選択、間合を2にします。

傘開きエンド、はらりゆきが即再起。

 

<4T目>

集中得て、付与落ち。晴舞台は適正距離外。再構成、2ドロー。

元々の手札はバニで、ウェビと跳ね兎を引きます。奏流しが引けません!

奏流し頼りなデッキである以上、常に抱えていないといけなかったんだなあと反省。

仕方ないので「跳ね兎」で間合を2つ下げて、間合4で返します。

ジェイドさんのオーラは満タン、少し焦る素振りを見せますが…

 

ジェイドさんの再構成から、2ドロー。

ジェイドさん「兎と交換かぁ…風走り使用」

ikari「OKです(風走りあるんかーーーい)」

 

対称的な2枚

焦りはブラフだったようです。

「流転爪」をライフ、「たぐりよせ」をオーラに食らいながら、間合0まで潜られます。

困るなあ。全然OKじゃありません。

ジェイドさんは2集中で宿し纏いエンド。傘を閉じます。

この時点でライフは7-8です。

 

<5T目>

集中貰って、2ドロー。晴舞台と詩舞を引きます。

奏流しがボトムに入っています。つらい。

つきさしでも食らったらひとたまりもないため(まだ通常札1枚が見えていない)、集中離脱、晴舞台を伏せて離脱をします。バニを伏せて纏い。うーん弱い。

 

ジェイドさんは余裕の大嵐展開。

桜花結晶を3つ乗せて1/1対応不可を飛ばします。これはオーラ受け。

 

<6T目>

集中得て2ドロー。奏流しと雅打ちをようやく引けました。遅ぇ!

いい加減動かないと洒落にならなくなります。

集中離脱から、1フレア「無窮ノ風」。「大嵐」展開中なので1/0になります。

ジェイドさんはライフ0受け、手札を公開、攻撃カードだけでした。

 

ここで1フレアの切札「Thallya's Masterpiece」を開けます。

ジェイドさん「なにぃ??!マスピ…?!」

ikari「(`・ω・´)」

 

いやわりと劣勢なんですが、驚かせることができたためそこは満足です。

「Waving Edge」。燃焼3/1はライフに通ります。

攻撃後効果ですが、悩んだ末、騎動前進からマスピ起動、ダスト→間合:1とします。

傘閉じ状態で後ろ間合で帰したくない+奏流しを抱えて次巡に入りたいがために、よくわからないムーブになりました。やることが1巡ぶん遅え。

 

さらに「詩舞」を使用して集中を2にしつつ、フレア→オーラ:1を行いオーラ補充。

振り返ってみるとこれもよくわからんトンチンカンムーブです。

その時はそれが最善だと考えて動いていましたが、結果的に後から苦しくなるんだなあ。

無窮再起、エンド。「大嵐」1/1はオーラ受け。

この1/1が飛んでくるの、忘れてましたね…。もっと纏うべきだったかも。

 

ジェイドさんのターン。再構成が入ります。

「暴風」には対応、境地「雅打ち」ですが、だから「大嵐」展開中だっつ―の!!

2/0の攻撃後に打ち消しが入ります。何この悲しい雅。

 

「ふりはらい」はオーラ受け、下がる効果を選択して間合4です。

「はらりゆき」で確実なクロックを刻んできます。ライフ受け、集中を得ます。

その集中で前進、エンド、傘開きで「はらりゆき」が即再起。

 

<7T目>

集中得て付与落ち、大嵐が破棄します。再構成、2ドロー。

手札に奏流し。バニ詩舞を引きました。

「Burning Steam」。2/1はオーラ受けで、騎動後退・マスピ起動、後ろへ。

無いとは思いつつ、もぐりこみ警戒で、1フレア「無窮ノ風」。

オーラ受け、「風走り」が落ちます。これはうまあじ

 

3巡目にしてようやく「奏流し」を振れます。遅っせえ。

無窮とマスピが使用済で境地。対応不可-/1はライフに入り、「奏流し」はトップに戻ります。

2集中2纏いでエンド。

 

ジェイドさんは2集中2前進から、「陣風祭天儀」オープン。

ここまで帯電解除は雷を中心にあげていましたが、これで風2、雷7になりました。

ikariに畏縮も付きます。これが重い。

傘を閉じてエンドです。ジェイドさん傘の開閉うますぎない?

この時点でライフは4-6。打点が-/1に頼り切りで、苦しい展開なのだわ。

 

<8T目>

畏縮が取れて、2ドロー。跳ね兎と奏流しを引きます。

間合3で跳ね兎もあるとはいえ、ここで奏流しを無理に振りに行くと、次のターンに3/1連打で相手側のリーサルが見えます。

それを避けるべく、跳ね兎を伏せて纏ってエンド。

それでもオーラ3だったと思う、厳しい展開です。

 

ジェイドさんのターン。再構成から、2ドロー。

「陣風祭天儀」が使用済であることにより、通常行動を選択して「嵐の力」雷1・雷2を使用。

柔軟な攻撃択 強い

0-4 2/1攻撃はライフに受けます。ikariのライフはあと2。

 

メインフェイズ、集中離脱から間合3、「はらりゆき」。

ライフに通って、オーラ3、残りライフは1。もう後がありません。

ここで「風走り」使用。間合1へ。

構えていた「詩舞」は完全に無意味となります。ふあー。巧すぎるッピ!

 

「獣爪」。久遠を吐くシーンを最後まで悩みましたが、これはオーラで受けます。

「流転爪」。ここに「久遠ノ花」を併せて、-/1がライフに入ってジェイドさんのライフはあと3。

ikariはオーラ0、ライフ1、有効な対応がなかったので、南無三!の気持ちでしたが、

 

ジェイドさん「さて!どうしましょうかね…」

ikari「!?(´>ω∂`)」

 

死を覚悟しましたが、なんかターンが返ってきました。

傘開き、「はらりゆき」即再起でエンドです。

 

<9T目>

とはいえ、2巡目に奏流しを振れなかったのが響きました。

ウェビ3/1はもちろんオーラ受け。

ありったけのリソースで下がり、「奏流し」を振ります。相手ライフは2になります。

「詩舞」でフレアからオーラに移動供給して「晴舞台」まで貼りますが、そこまで。

 

返しのターンで「嵐の力」雷2、0-4 1/1が入り、これにより焦燥が受からず。

負けました!!対戦ありがとうございました!!!

 

 

感想戦・反省・あとがき

桜花決闘中にも書きましたが、「奏流し」を抱えずに2巡目に入ってしまったことが全てです。

打数が足りませんでした。対応不可-/1でも振れなければ意味がありませんね。

 

また、こうしてレポートを書くことで振り返ってみて実感しましたが、ジェイドさんはミスらしいミスがなかったように思います。さすがはオンライン最強…!

メガミ選択云々も大事だとは思いますが、丁寧で堅実なプレイングが勝ちにつながるんだなぁとしみじみと思いました。

 

ジェイドさん、対戦ありがとうございました!!

 

今回の大会の準優勝はジェイドさん、優勝は遺算鋸を握った岡たらこさんでした。

おめでとうございます!!

三国杯代表で、直近の試合で負け知らずの岡たらこさん…凄いなぁ…

接点を持てたらサリヤについて色々教えて欲しい…

 

BakaFireさんをはじめ、運営に携わった方々、そしてエントリーされたみなさん、素敵な大会をありがとうございました。

そして、約2ヶ月間検討に付き合ってくれたよに友Zさんはじめ、練習試合に付き合ってくださった皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

次は勝つよ!!シーズン9も楽しみです!!では、また別の場所で!!!

 

「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。
URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html