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オンライン異相祭2024春ノ陣参戦レポ(心新型魂)当日のマッチについて

ミコトのみなさん、こんばんは。

突如襲ってきた眠気に抗えなかったikariです。

 

この記事は、オンライン異相祭2024春ノ陣の参戦レポ、後編です!

 

前編では、心新型魂についてなんやかんや書いてあります。下のリンクからどうぞ。

ikari2642.hatenablog.com

 

後編では、本番の試合についてを扱います。

どんなマッチだったのかを、思い出せる範囲で記録していきたいと思います(´>ω∂`)!

 

 

 

1回戦 VS日高一さん 新型魂(心)ー拒絶嵐(絆)

三拾一捨

初戦の相手は日高一さん。

名古屋のふるよに交流祭によくいらっしゃる、同郷のミコトです。

 

眼前構築前の、オンライン特有の(審判が順にVCに入って問題が起きていないか確認したりする)あの確認タイムでは、お相手は「拒絶多いっすね~」とか、最近こんなおもしろマッチがあって~」など、色々な話を振ってくれますが、

 

貼り出されたトーナメント表の中身が気になるやら、

相手の三柱のどれをBANするかを考えたりやら、

こちらのどのペアが返ってくるかに考えを巡らせたりやらで、気持ちが集中できず。

まともな返事が出来ていた気がしません。

本当にすみませんでした。

 

他の人の握りはめっちゃ気になるからね
仕方ないね

さて、日高一さんの三柱は、拒絶絆嵐です。

実は、直前の最終検討試合で、拒絶絆対面を実際の盤面で検討試合をしていました。

 

心拒絶絆と当たった際に、拒絶絆を泣く泣く返すつもりで検討を進めていましたが、

「ええ~~~~検討マッチ引いたなあ…拒絶絆返すんか…???」

「でも、一通り考えたBAN基準に従うなら、どう考えても絆BANなんだよな」

 

こういう理由で絆は原則BANの一つ

 

嵐は風雷ゲージが上がって本領発揮するのにターンを要するので、こちらとしてはその間に変形を重ねて、OMNISを育てる猶予ができるのではないかと考えます。

 

拒絶は相当に攻撃力が高いですが、絆嵐を返して嵐の力が滑らかに絆の攻撃に乗るよりは、拒絶嵐の攻撃間合が微妙にずれていることを良しとして、返すことにしました。

絆BANです。

 

日高一さんは、こちらのユリナA2をBANしました。

新型魂ー拒絶嵐のマッチです。

 

眼前構築

アナザーとはいえ相手はサイネです。

取ってきそうな戦術を考えた末、序盤中盤で中途半端にフレアを与えてしまうと、律動弧戟や再起する雷螺風神爪で大きく削られるのではないかというイメージが湧きます。

 

有効対応のことを考慮した結果、リーサルターンの連撃は絶唱絶華に注意すれば通ると判断しました。

そこで、今回は3変形ワンターンキル構築をベースに組むことにしました。

 


Burning Steam、Waving Edge、Quick Change、Turbo Switch

星の爪、昏い咢、意志

BlackBox NEO、OMNIS-Blaster、Julia's BlackBox

 

3T目NEO→6T目旧箱→7T目NEOの順で、7ターンでの最速3変形を行い、8T目に引ききってリーサルを取ることを目指すデッキです。

 

「遺響壁」+「絶唱絶華」の存在を重く見て、リーサルターンに3/2などを打つことでフェイズ強制終了させられないように、「意志」を上手く使って相手オーラに干渉し、ダメージを与えられないだろうか…と考えて、採用しました。

「意志」の代わりに「幻影歩法」が入るパターンも最後まで考えましたが、騎動攻撃で間合調整は間に合うと判断しました。

 

 

桜花決闘

<先手後手の決定とマリガン>

後手を貰いました。

マリガンはターボを引いたのでそれが2ターン目に来るように3マリします。

バニQC爪が最初のハンドです。

 

<1T目>

まずはお互いそれぞれの準備です。

相手は大嵐で雷3上げ。

こちらは爪を伏せて宿し、NEO開けから入ります。

 

<2T目>

相手は宿し前進。

ハンドを調整しながら、ターボ騎動後退で造花を2つ焼いてNEO再起。

 

<3T目>

相手は前進を入れながら、オーラ5の状態でも「見切り」を使用して、間合を5に詰めてきます。

「裏斬り」3/1はライフ受け。

こちらはQC展開、一時変形先は2/2を飛ばせるタイミングなのでKINNARI。

前進して間合4にし、NEO(1回目変形)でASURAになりました。

相手の伏せ札から八方振り・暴風が見えて、バニ(+意志)を持ち越してNEO再起。

 

<4T目>

相手の再構成、2/2はオーラに入ります。2ドローしてそのままエンド。

こちらは旧箱変形の流れを作るために、離脱からバニを振ります。

騎動でASURAの間合から外れるため、2/1はオーラ受け。うーん正しい(困る)。

騎動前進を入れて間合の予約。纏いを入れて、NEO使用(1個乗せ)。

 

<5T目>

QC破棄。離脱して間合3で暴風2/1から。

ライフで受けて、嵐の力は上げてあった風ゲージ1使用でうしろへ。

裏切り3/1は「切札対応不可」とあります。

これに対し、通常札のターボで対応。2燃焼したい都合もあります。騎動前進回避です。

ターン返って、造花燃焼して間合が5。

ウェビで2焼きして旧箱に繋げたいのですが、オーラが5と詰まっています。

 

ikari「(せや!Sigma-Drive振ったら見切り対応で前に出て、間合4にしてくれんかな…)」

ikari「集中Sigma-Drive、3/2(`・ω・´)」

日高一さん「見切り、うしろへ。間合6。(^^)」

ikari「ハァーーーーーーーーーーー(´>ω<`)」

 

ここまでは順調に来ていましたが、どうやら変形は大きく遅れそうです。かなしいなあ。

纏い、前のターンに2焼きしていてマシンの造花は2なので、NEO再起エンドです。

 

<6T目>

相手は2纏いエンド。

こちらは再構成が入ります。

自分から相手の攻撃間合に入って返すのは残念ですが、宿し前進で間合5にして返します。

 

<7T目>

相手は再構成・帯電解除・2ドロー。

2宿しから、八相八方振りで2/1が2発。オーラ2・ライフ1で受けます。

ターン貰って、2前進から間合3で集中Sigma-Drive。

これは対応・八相「石突」で2/1をオーラに入れた上で、後ろステップ。

見事に回避されます。迂闊でした。

2前進から、ウェビを振ります。ライフに入り、騎動前進、2焼き、エンド。

 

<8T目>

相手は「大嵐」展開。ゲージ両上げ、乗せる結晶は1個。

終了フェイズの1/1はオーラ受け。(こちらのオーラはこれで4)

ターン貰って、山1枚で焦燥オーラからのDEVA変形を考えましたが、再構成しました。

燃料は全焼きしていたので、旧箱(2回目変形)からDEVAに変形。纏いと、合わせて造花4を得ます。

 

<9T目>

風雷ゲージだけでなく、相手フレアも相当(7個くらい)に溜まっています。

再構成・帯電解除・2ドロー。

トップ大嵐、3つ乗せです。1/1はオーラ受け。

こちらのターン、宿し纏い纏いから、NEO(3回目変形)

ここはもちろんNAGAになります。6個のフレアを落とします。

NEO再起。大嵐1/1はオーラ受け。

 

<10T目>

相手は離脱暴風2/1から。ライフで受け、嵐の力は風1うしろを使用。

間合4で、八相八方振り。

「わざわざ間合4に入ったということは、ハンドに爪の攻撃や石突きは無さそうだ」

このように判断し、対応ターボを切ります。

騎動前進して回避。

ターンエンド、大嵐1/1はオーラ受け。

 

こちらのターン、ハンドは爪、ウェビ、バニ。

集中は2あり、OMNISのフレアもあります。

リーサルを伺って良さそうです。

 

Gamma-Rayから、見えていなかった「獣爪」を落としました。

Phi-Cycleで集中を得ます。

相手は八相状態。有効対応は「見切り」のみ!(←間違いです)

間合4から、爪3/2→バニ2/1騎動後退→OMNIS3/3で、6点を取って勝利です!!

 

感想戦

32人規模の大会で、初めて初戦を突破できたので、ちょっと舞い上がった気持ちで感想戦を話していました。

そこで、日高一さんがポツリ。

日高一さん「間合5でOMNIS振ったところ、果て果てあったらどうするつもりだったんですか?」

ikari「・・・・・・・・・・・・・・負けてますねえ!!!(´>ω∂`)

 

纏ったり、間合6に後退するリソースがあったにもかかわらず、なんと果てケアを怠っていました。

相手切札は最後まで3枚とも見えていなかったので、マジで危なかったです。

本当に完全に忘れていました。人はどうして果ての存在を忘れてしまうのか。

 

勝ちは勝ちですが、1回死んだみたいな気分になりました。草。

2回戦を開き直って戦います。

 

 

2回戦 VSうーさん 新型魂(心)ー笛絆(拒絶)

三拾一捨

2回戦のお相手は、うーさん。

シーズン7-2「晩夏の大決闘祭」で、ちょっとした徳を積んだ時に知り合った方です。

 

そのときのエピソードが、うーさんとikariのそれぞれのブログに綴られています。

woo-blg.hateblo.jp

hikari-fryn.blogspot.com

 

それはさておき、三拾一捨です。

うーさんの三柱は、拒絶笛絆です。

直接盤面で回してはいませんが、実はこれ、かなり見覚えがあり、BANも決めてあった三柱にそっくりでした。

当日早朝に検討相手をしてくださったかのーぷすさんが、色々な想定マッチを教えてくださっていました。

そのときに「琵琶笛絆っていうのがいて~~」という話題が出ていて、「(その場合は)笛絆を返すのがおそらく丸いだろう」という流れで話が進んでいました。

 

それもあり、あまり考えすぎずに笛絆を返すことを決めました。

拒絶絆は攻撃に尖ったサイネチカゲ。避けられるならば避けていきます。

拒絶笛は、「千歳ノ鳥も持っているし、かなり攻撃的なサイトコでは?」というのと、「合奏がアクティブに働きやすいなー」と考え、苦戦する予感がしました。

 

うーさんは、心をBAN。

私は心新型が返されるのではないかと想定して、脳内構築をしていたので、予想外の気持ちになりました。

新型魂ー笛絆のマッチです。

 

眼前構築

BANは迷わなかったとはいえ、原則的にBANの優先候補として考えていたチカゲA1が対面です。

しかしこの時点のikariはそこそこ落ち着いていました。

新型魂の、対・チカゲA1用のデッキを、事前検討段階で用意できていたからです。

ASURA単騎ビートダウンデッキを採用します。

 

Burning Steam、Waving Edge、Quick Change、Turbo Switch

星の爪、昏い咢、見知らぬ世界

BlackBox NEO、Thallya's Masterpiece、彼女にとっての自我と決意

 

変形は1回だけなので急がず、「見知らぬ世界」の使用ができるように優先してマリガンをします。

Turbo Switchは、眼前構築段階では相手の「毒針」を回避する目的で採用します。

なお、「Thallya's Masterpiece」についても、騎動攻撃の後に間合4から遠ざかることで、「毒針」の間合から離れることを狙っての採用になります。

 

中盤の良き時にASURA変形を達成し、3/2連打でライフを取ることで、勝利を目指します。

 

 

桜花決闘

1回戦は詳細を記載しましたが、この2回戦は相当長い試合になりました。

なので、雑感ダイジェストでお送りします。

 

全体を通して振り返ると、事前に思い描いていたような動きが、ほとんどできなかったなあ…と感じています。

 

「見知らぬ世界」の使用でデッキ圧縮したことで、山札の巡りを良くして、攻撃をたくさん振ろうとしたのですが、

実際はほとんど振れませんでした。

序盤中盤までを見ても、1巡目に3鏡映昏い咢3/4を振って、オーラ受けさせたくらいしか印象に残っていません。

 

いくらか攻撃を振ろうと思えば振れたとは思いますが、

境地「雅打ち」を構えているであろうシーンで、Sigma-Driveを振れなかったりや、

「星の爪や昏い咢を振ってリソース差が開いていってしまっていいのか?」

という疑問が生じてしまい、結果伏せ札にしてばかりの場面もとても多かったです。

カードを有効に使うことができませんでした。

 

さらには、毒針対策のTurbo Switchを、能動的に振ってきた雅打ちに使ってしまったことで、

毒針がストレートにぶっ刺さります。

元々立てていた計画が、本格的に崩れ始めていく瞬間です。

 

全力化「暗器」や、後半にいきなり出てくる「滅灯の魂毒」によるドローロック。

毒カードで山札や手札を汚染されていき、相手にダメージを与えるどころではありません。

「自我決意」オープンから、「星辰の鉤爪」にして相手フレアを自オーラに吸引したり、延々纏うことで生き延びるのが精一杯でした。

焦りと負けの予感から、造花結晶やNEOの管理も上手く行うことが出来ず、とても不甲斐なかったです。

毒をすべて処理し、赤札2枚を抱えて「色づく世界」を使用、桜降る代の旅路に出発しますが、ほとんど試合が決まっている状況でした。

自我決意の上からライフを全て取られ、どうすることもできないままに敗戦です。

 

感想戦

結果的に、毒カードにより、こちらのリソースがグズグズになってしまう展開になりました。

Turbo Switchの使い所や、攻撃の振り方など、やろうと思っていた動きがほとんどできない試合でした。

絆対面は想定した上で、練習もしていただけに、悔しい結果になりました。

 

うーさんは、

「魂はただでさえリソースがカツカツなのだから、毒でさらにいじめることで有利がつくと判断した」

「三拾一捨では拒絶笛が返ってくると想定していたのだけれど、想定と違った」

という趣旨の振り返りを共有してくださりました。とても勉強になりました。

 

ikari「くううう悔しい!!ぜひ優勝してください」

うーさん「ありがとうございます、頑張ります!」

 

~およそ4時間後~

 

本当に優勝するんだ…(感嘆)

 

後編のおわりに

というわけで、今回のオンライン異相祭2024春ノ陣。

準優勝は、†中部の実力者†の沼さん

優勝は、2回戦でマッチしたうーさんでした!!

本当におめでとうございます!!

 

お二人共、4連勝からの決勝卓で熱い試合を繰り広げたということで、凄いと思いました。

私は2試合目で負け濃厚の場面で、頭がクラクラし始めていましたから、決闘筋をつけたいなぁと思う次第です。

 

2試合目は、ほとんど思うような動きができずに、悔しい思いをしましたが、

練習や検討の成果を発揮して、春ノ陣で1勝を手にできたのは、本当に嬉しかったですし、自信になりました。

 

重ねてになりますが、

練習・検討マッチや、直前の長時間の検討話に付き合ってくださったふるよに仲間の皆さん、そして本日マッチしたお二人と、大会運営に携わった関係者の方々に、感謝の気持ちを伝えて、本記事を締めくくりたいと思います。

本当にありがとうございます!!

今後もふるよにを、自分のペースで楽しんでいきたいと思います。

ふるよに仲間の皆さん、これからもよろしくお願いします。

 

次はサリヤでベスト8を狙うよ!!!!!

 

「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から画像をお借りしています。

URL:https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html